2013年 01月 09日
キクイモと根セロリとボザ |
トルコに戻るとこんな雪で迎えられてしまいました。
時差ボケも覚めないうちから、さっそくまたトルコ料理教室に誘っていただきました。わーい。
今回のメニュー、メインはロカンタでよくみかけるislim kebap
ナスを縦にスライスして揚げて、別に作ったプチハンバーグをナスでくるんだらオーブンで焼くという手の込んだものですが、誰もが文句なく好きな味だし日本でも材料が揃うから、日本に帰ってからもおもてなし料理にいいかも。
キクイモ(Yer elmasi)のオリーブ煮
この季節、スーパーでも外見はショウガのような芋をみかけて、どうやって料理をするのか気になっていました。
皮をむいて…
こういう風に使い慣れない食材の使い方が習えるのが、料理教室の魅力のひとつ。
前回ネギをつかったオリーブ煮とほぼ同じ調理方法でした。
生で食べるとちょっとレンコンのような味。調理後はカブを思わせる風味もありました。
家ではニンジンとキンピラの味付けにしたら美味しくて、子供にも受けました。
しかも、デンプン質がほとんどなくヘルシーな食材のようで、嬉しいですよね。
そして、根セロリ(Kereviz)のサラダ
根セロリはヨーロッパでもよくみかけました。
日本のセロリほどクセがないのが特徴。
日本でちょっと通っていたフランス料理教室でも使ったことがあったのですが、当時は紀伊国屋で1個2000円近くしてたな…
ご当地ならではの食材も生かして料理を楽しまなくては。
皮をむき道具をつかって千切りにしたあと、レモン汁をタップリかけてマヨネーズであえるだけ。
鶏のささみ(先生の日本語ではニワトリ、ニワトリと言っていたのに毎回ウケてしまいましたが)も入れるとさらに美味しいそう!
一緒に行ったMさんのアドバイスもあって、家に帰ってから、レモンは控えめにして顆粒だしの素も入れ、シーチキンも入れたらさらに美味しいサラダになり、こちらも子供に大好評。
日本のゴボウサラダの感覚で食べられました。
ということは、次はゴマやニンジンも入れてみようかな!
ドイツでは冷凍のゴボウやレンコンを時々買っていたけれど、もちろんトルコでは手に入りません。
でも、このキクイモと根セロリで十分生きていける気がしてきました。
そして、この季節ならではの飲み物「ボザ」も先生に紹介していただきました。
私ははじめて聞きましたが、Wikipediaにもしっかり説明されている麦を発酵した飲み物だそう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%B6
味は前回飲んだサーレップをイメージしていましたが、全く別物!
ブドウのようなリンゴをすりおろしたようなフルーティで爽やかな口当たりで、離乳食にもいいとか。
栄養があって体にもいいんですって。
こういう風にひよこ豆とシナモンをのせて、冬の午後、家族でみんなで楽しむそうです。
そして、胃の中で膨張するのか、食後の満腹感は頂点でした。
イスタンブールはたかだか5~10センチの雪で大騒ぎ!
交通機関が麻痺して、この日はイスタンブールの学校がすべて休校になったので息子も教室に連れて行きました。
息子もお友達がいて、楽しい1日となったようです。
by bleuhortensia2
| 2013-01-09 08:42
| 旬なたべもの