2013年 12月 14日
誕生会狂想曲 |
っというタイトルMさんのパクリです。でも、狂想曲という表現以外ピッタリしたものが思いつかない…
先日息子のクラスメイト、フィリックスの早めの誕生会がありました。
フィリックスのお母さん、サラはイギリス人で、家族でオーストラリアの駐在から今年に入ってイスタンブールに横移動してきました。来たばかりの時、プレイデイトに誘ってもらって驚いたのが、彼女たちの家!
なんと、ペラパレスホテルと同じ建築家による美しい建物でボスフォラス沿いにあり、芝生の庭もあります。イスタンブール駐在の醍醐味を味わうために、会社の規定家賃を超えてかなりの自己負担でここに住んでいるのだそう…
初夏のその時の写真はこちら。
そのプレイデイトの時、ソバをふるまってくれたりと、かなりの親日家、というか日本食好きという印象をもって、次は是非うちにも来てほしいと誘っていたのだが、なかなかタイミングがあわないうちに、フィリックスの誕生会が来てしまったというわけ。
テーマはハリーポッター。サラは以前PRの仕事をしていただけあって、クリエイティブで凝っていました。
魔法学校の子供たち!同じクラスの男の子が全員招待されました。
ほとんどのママは子供だけ預けたのですが、私は息子がいてほしいというし、私も様子が見たかったので写真を撮る係として残りました。
お金をかけるより手作り感あふれていて、とても良いパーティだと思ったのですが、ちょっと胸がざわざわしたように感じてしまったのは、たぶんサラのあまりの素っ気なさにあったと思うのです。
招待は携帯メールだったし、プレゼントに私は写真付手作りのカードを添えたのですが、子供がメチャクチャに開けて他の包装紙に交じって捨てられたようだし、パーティの後のお礼もメッセージも何もなく、なんだか誕生日に賑やかしに招集されただけ、という感じ。撮った写真はDVDに焼いてあげたのですが、これもまたThanks!の一言携帯メールで終わってしまったし…ビジネスライクというかハートが感じられないのよね。
後で他のお母さんと話す機会があったのですが、サラと話すのは緊張するし、無理して気に入られようと高いプレゼントを送ったけれども何の反応も無かったといって悲しそうでした。
なんというか、サラって小学校の時にいそうな「お金持ち、常ににとりまきのいるプライドの高い女の子」的印象を感じます。子育てしていると、どうしてこう、子供の頃の気持ちを掘り返されるんだろう…
私はもうご機嫌取りの女の子にはならないわ!(笑)
ま、フィリックスの誕生会はともかく、毎回悩む息子の誕生会は年明けすぐの1月。
今年の秋から転校してきたラジヴィールという男の子のクラスメイト(アメリカ人)も誕生日が1月で、最近ママのリーナと親しくなっていることもあり、共同で開催することになりました。同じ月に何回も誕生会に呼ばれる側も大変だろうし、という配慮もあります。会場は私たちの住むアパートに併設されている屋内プールとプールサイドで行うことにしました。
誕生会を一緒に開催するにあたって、何度も一緒に話す機会があり、久々のアメリカ人キャラクターが新鮮です。彼女は思ったことや感情をかなりストレートに表現するタイプで、学校の先生たちが「えこひいき(partiality)」をしているとか、PTAは"too political"だから関わりたくないだとか、面白い英語の表現も習えて楽しいです!?
前駐在先の香港から連れてきた住み込みのお手伝いさんのいるリーナ。我が家よりかなり裕福な家庭なので、予算などの摺合せは大変そうですが、この年末パーティグッズを色々アメリカから仕入れてきてくれるそうで、今からどんなパーティになるか楽しみ!
ちなみにフィリックスはこの誕生会にちょっとあまり納得のいかない理由で来られないとのこと。
なんだかねぇ…と不満気なリーナと私でした。
by bleuhortensia2
| 2013-12-14 18:33
| ブリティッシュスクール