2012年 11月 12日
ラターネ再び |
森の中。ここはドイツ?
いいえ、ここはドイツ共和国所有のイスタンブールにあるサマーハウスの敷地内。
トルコはドイツに比べると緑も少なく、森が無いのですが、ここにはありました。
しかも、海の見える森!!!
建物も素敵。
トルコ語のクラスでハロウィンの話をする機会があって、クラスメイトのドイツ人のスザンナに
「でもラターネとは違う。ドイツのマルティン祭が恋しい。」
と話したら、ドイツ領事館主催のマルティン祭があるので、来ないかと誘っていただく!やった~!
マルティン祭はこの季節にラターネ(ランタン)を持って森や街を練り歩くドイツのお祭りです。
息子も懐かしいらしく、ラターネを持ってはりきって行ってきました。
スザンナのご主人は領事館にお勤めで、少しお話しました。
こんな素敵なサマーハウスが世界中にあるわけではなく、トルコとドイツの特別な関係からトルコ政府が援助してくれた特別なものだそう。ドイツ人なら事前予約すれば利用できる…と私のドイツ語が正しければ言っていました。(汗)
事前に注文しておけば、ベックマンというマルティン祭名物のパンも貰えたそう。
予約してもいないのに、勝手に食べている人もいました。(我が息子、汗)
タクシムにあるドイツの領事館も建物が素敵です。
東京の一等地にも各国の立派な大使館があるのを思い出します。
日本の領事館はイスタンブールもデュッセルドルフもビルの1フロアなのに…経費節減なのでしょうか。
一国の代表の建物なのだから、もう少しお金をかけてもいいように思ってしまいます。
それにしてもドイツ人にとって私達ってかなり変な外人。
イメージ的には「ドイツの日本祭りに参加したがる元日本駐在のメキシコ人」?みたいな。(笑)
サマーハウスに入るとき守衛さんに止められるかと思いましたが、今日の入場パスポートである「ラターネ」を持っていたのでセーフ!でした。
東京でもドイツ大使館やドイツ学校などがマルティン祭を開催しているのかな!?
日本人も希望すれば参加できたりするのかな?
さて、肝心のイベントですが、最初は皆で歌を歌って、その後、真っ暗な森にキャンドルが設置してあって、そこを大勢のドイツ人に交じって歩きました。
みてみて、この女の子のファッション!リラ(紫)がドイツの女の子って感じ。
すべてがドイツ。懐かしすぎ。
そして森は人工的に作ったとは思えないほど、とても広かったです。
息子は途中から疲れて嫌になっていたけれど、なんとか最後まで頑張りました。
家に帰ってからもラターネの歌を口ずさんでいました。
by bleuhortensia2
| 2012-11-12 17:52
| 小さなドイツみつけた