2012年 10月 18日
個人面談 |
今週もイスタンブールは毎日最高気温30度のお天気が続いています。
去年より随分暖かいそうですが…
月曜日の夕方はブリティッシュスクールはじめての個人面談がありました。
リセプションクラス(年中)20人を一日でやってしまうので、一人の持ち時間はたったの10分。
18:30からほぼ時間通りに始まりました。
D先生の最初の一言は
Well, he is very special boy!
(彼は大変特別な男の子です)
でした。
Very unusual…(普通とは違います。)
not joining class (授業に参加していません。)
not listning (話を聞いていません。)
not connect with friends very much(友達ともあまりかかわっていません。)
ガーン…!!!
ここまでハッキリ言われると落ち込みます。
そして息子のアルファベットのノートを見せてもらいました。
ほら、全く指示したことをやろうとしません…とのこと。
Aを書こうといっても自分の書きたい文字を書く。
英語が分からないせいではありません。
他の英語が分からない子も素直に聞いています。
言うことを聞かないのです。
not organized (きちんとしていない)
とも言われました。
but a lot of imaginations. (想像力豊かです)
でも、それってただボーっとしてるってことじゃ…
and a very good eater. (食欲旺盛です)
これしか取り柄が無いってこと!?
息子が給食が大好きだと言っていると先生に言うと、
「そんなふうに言っているのは彼だけでしょうね…」と冗談ぽくおっしゃる。
そうか、皆まずいと思ってるんだな…(苦笑)
シュタイナー幼稚園の個人面談でもかなりの問題児と言われたけれど…(汗)
私はご迷惑かけてすいません…と謝りっぱなしだった。
でも私たちは彼(息子)が大好きよ!と言ってくださったのが救い。
何か言いたいことはないか聞かれたので、先日息子が他の子とぶつかって頭に大きなコブをつくってきたのに先生が気づかなかったことについて、もっと安全面を注意してほしい旨を伝えた。
続いてESLのW先生とも10分時間を頂いた。
初めてお会いしたけれど、本当に優しくて感じの良い先生だった。
ここでも
Very special, unusual, big imagination, in his own way(彼独自の方法)等々、息子の我が道を行く様子を表す表現が次々と出てくる。
英語に関しては、聞いていないようで、聞いているので、たぶん大丈夫でしょう、とのこと。
たった4人のクラスだから、息子を気にかけてあげられているし、とてもいいクラスだ、とおっしゃってくださる。
(裏をかえせば、普通の20人の授業では大変だろう、ということ)
ドイツのシュタイナーの幼稚園に2年通っていた話をすると、納得がいく、というようなことも言われた。
「言うことをきく良い子」にはいずれ誰でもなる。
でも、独創性や想像力がある子なんて、そうそういない。
それを財産だと思って、大切に育てなさい…というようなお言葉まで頂き、随分救われました。
こんな大きな心の先生がいることがとても嬉しかった。
そして、翌日の火曜日。
息子に熱があるので園に迎えに来てほしいとの連絡があり、早退させた。
夜には熱が下がる。
水曜日の朝、熱は下がっていたけれど、食欲もあまりないし、吐き気をうったえたので無理させずに休ませる。
今日の木曜日も学校に行きたがらない。休むと決まると元気になる。食欲は普段と比べると無い。
学校が始まって約1か月。
ストレスがたまって、疲れが出たのかもしれないし、もしかしたら、個人面談で言われたこについて夫と話していたのを聞いていてしまったせいではないかと心配している。
決して深刻に話したわけじゃなく、冗談っぽく「大物だな~」なんて話していたのだけれど、もしかしてショックだった?
と軽率な自分に自己嫌悪になりながらも、明日こそは学校に行ってほしい…と切に願います。
明日も行きたくないと言ったら、明日は少し厳しい態度で行かせてみようと思う。
自分が親になってみると「気持ちを受け入れてあげる」ことが「甘やかす」ことになっていないか、とても難しいと感じます。
追記:
金曜の朝は思ったよりずっとアッサリとスクールバスに乗ってくれて、無事早退もせず帰ってきました。
よかった~。一安心。
by bleuhortensia2
| 2012-10-18 01:31
| ブリティッシュスクール